ワタクシゴト

2010年04月17日

その女、気まぐれにつき

ばっさりと空気の入れ替えをしなくてはいけないと思い立ち、
過去を全部置き去りにして、ブログを引っ越すことにしました。
ちょうど年度始めだし(←もう17日だというつっこみはおいといて)
今日、思い立ったら絶対やらなければいけない気になって
貴重な土曜日の午後を費やして引越ししました。

換気が必要なのは部屋だけじゃないんだな、うん。

というわけで愛着のもてなかった生き扉ブログは
過去ログとしておいておきますが
エキサイトブログで、お目にかかります。
今までありがとう&これからもよろしく!!

消化物展示場@ソマリア
http://miomiomiom.exblog.jp



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2010年03月14日

趣味:乗馬

天気のよい日曜日でしたので
また行ってまいりました。

今日の相棒はシルベスタ6歳、メス

前の馬を追い越そうとして
命じてもいないのに
勝手にギャロップ(駆け足)し、
後ろから馬が近づくと
「私に近づかないで」とばかり
見事な足蹴をくらわせる
やんちゃで気位の高い
素敵な白馬でした。

私たちの相性はなかなかよかったようで
乗り心地抜群で、一時間全く問題なし。
前回はヤードをぐるぐる
練習で廻ってたわけですが
今回はすぐに路上実技。
乗馬経験豊富な友人たちと
コーヒープランテーションを廻ること一時間。

背筋をピンと伸ばして馬に乗って
自然に還っていくひととき、
都会の喧騒からも渋滞からも切り離されて
世界の内側に入り込むここちよさ。
はまりそう・・・

趣味:乗馬となる日もそう遠くない?

mio horseback riding7s



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2010年03月08日

いとしき日常

仕事は泥沼停滞中なんだけれど
こんなときこそ「日常生活」が救いになる。

若いうち私は「普通であること」を嫌悪して、
自分が「何者かになるんだ」と向かう場所もわからないまま
肩の力を相当張って、がむしゃらに走り続けた。
7年もどんどん奥地に入り込んできて
楽しいことと素敵なことががどこでもいくらでも
転がっているのがわかって
世界のどこでも生きていけるような気がしてきて
どこでも変な人と素敵な人がいて
自分の弱さとか甘さとか好みとか性癖とか
いろいろ明らかになってきて、
とにかくもう、肩の力をぬいて
寄り道をしながらでも目的地を失わないで
歩いていければよい、ということがわかってきた。
適当にやってればいいってことじゃなくて
自分でどうあがいても
どうにかなるときとならないときがあって
自分でどうあがかなくても
周りの親切な人が助けてくれるときもあって
とにかくそのとき、自分ができる範囲でベストを尽くして
目の前にでてきたものやチャンスを感謝して
ありがたくいただいて、
周りの人に愛をたくさん配ること。Give and Takeとか
いわないで、どんどん配る。
ユーモアなしで人の悪口をいわない。
そして自分を卑下しないで、過信もしないで
でも向かいたい方向をちゃんと定めて
自分の気持ちに正直に
楽しく生きていければ道ってどんどん広がってくる。
大切なのは愛だよ、愛。

・・・ということを今日きゅうりのQちゃんを作りながら
考えてました。なんか小さいことなんだけれど
かみしめてたくなることにあふれている今の「普通の生活」
「いやー普通の生活なんて」とずーっと思ってたんだけれど
間違ってた。
生活がすごいからって、自分がすごくなるわけではない。
毎日の普通の生活をどれだけ丁寧にきちんと過ごせるかで
人間の底力が決まるのだ。

きちんとしたものを食べて
周りの人に感謝できて
たくさん水を飲んで
今の問題を丁寧に解決していく
面白いことがあったらどんどん乗っかって
足りないことはがんばって身に着ける

今日はピンクのバラとカーネーションの花をもらった
つめの色をクリームベージュにした
カーディガンの取れたボタンを付け直した
雨がふってきて同僚と相合傘してランチにいった
オフィスにかわいい子猫がいた

夕方5時半に仕事を終えて
車の運転して(←ただいまマニュアルの練習中)家に帰って
私1人でIpodNanoもって5キロ家の周りを走ってから、
3人でおしゃべりしながら野菜を刻んで
ピラフとサラダを作って、夕食食べてから
飼い犬(家のオーナーの)にえさをやって
ネットで拾ってきたレシピを見ながら
きゅうりのQちゃんを作った。
これから家計簿をつけて、日記を書いて
スペイン語のCDの第8章をやって
彼に電話して、ゆっくりお風呂に入ろう。

普通の普通の一日なんだけれど
ああ、ちゃんと生きているなと思う
そんな一日をゆっくり積み重ねて
雲も晴れてくるのを待つ。

世界は一日では変わらない。
今の私ができるのは
今日をきちんと生きること。


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2010年03月07日

35番台のお客様、フィーバースタートおめでとうございます

当たりました・・・

おそらく昨日の帰りのカフェのサングリアに。
ワインの中のマンゴーの味がちょっと微妙だと思ったんだけれど
まぁワインの中で泳いでいるわけだし、大丈夫よね
と納得させながら飲んだところ、
家に帰ってきて、Dr.Oがコーヒーカップ占いをやっているときに
フィーバースタート!
トイレに行くこと、実に8回。
じゃんじゃんバリバリ(←響きなつかしい)
体の中のごみが一気にでました。
ワインと水とコーヒーとともに・・・

5年前にスリランカの海リゾートでやった
アーユルベーダの腸洗浄のように
1時間かけて、体内がすっかりきれいになりました。

これ、快適なトイレが近くにあって
会議中とかデート中とかでなければ、
全然苦痛じゃないし、体にはよさそうだよね。
一緒にいた友達には相当心配されましたが
究極のデトックスだから大丈夫。
下手に体内にとどまって食中毒になるよりも
体のごみ全部ひっさげて
どんどん出てきたいただいたほうが
私としてはありがたい。

というわけで、デトックス明けの本日は
ゆっくりウガンダ米でたまごがゆでも作ろうと
思っているところであります。
今日もいい天気です。


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2010年03月05日

人生変革事業

私の人生を変えた瞬間とかイベントが
今お茶を飲みながらぱーっと思いつくままに考えてみても
20くらいあるんですがそのうちの一つがこれ

http://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/bosyu.html


内閣府(私の参加当時は総務庁)の
「東南アジア青年の船」

自分を徹底的に肯定して、どっぷりアジアの若者の中で
一日中、笑って、話して、考えて、活動して
「日本だけじゃなくてアジアでも世界でも生きていける」
と確信できた1999年。

最初に応募したのが1995年(面接落ち)
次に応募したのが1997年(合格したのに病気で辞退)
次に応募したのが1999年(合格して乗船)

その後も管理部で仕事で乗ったり、Discussionの
ファシリテーターで乗ったりしてるから
私のライフワークみたいになっている。

3度目の正直で、なにがなんでも乗りたかった船。
最初に広告をみた高校生の頃、
確かNHKの英会話の広告だったと思うんだけれど、

私はこの船に乗らなければ!とわかってた。

この不景気の波がまともにかぶる今、
ODAが縮小されたり、事業仕分けがあったりで
こういう効果が即期待できるわけではない
「国際交流プログラム」には風当たりも強かったり
するのかもしれないけれど
今の日本が疎かにしてはいけないのは

長期視点にたった投資

だと思う。
青年育成って本当にながーい目で見ていかなければならないこと。
いろんな無駄もでるかもしれないけれど
ASEANの各国に日本びいきの優秀な若者がいっぱいいるという事実。それはこの船だけのことではもちろんないけれど
もう44年目を迎えるこのプログラムで育ってきた
相当数のASEAN&JAPANの若者の活躍ぶりとか
プログラムが彼らの人生に与えた影響を目の当たりにしていると
ずっと続いて欲しいと心から思う事業。

10年以上続く稀有な友情がアジア各国にある。
そしてこのプログラムから育っていった若者が
世界にや日本にまっすぐな思いを抱いて
社会の変えるような立場についている。
自分ひとりでいく放浪の旅とまた全然違って
自分の「国」について考えたり、
アジアと日本という文脈で日本を見られたり、
とにかく視座がぐんと広がる。
世界中に友達ができることの楽しさがわかるだけだっていい。
(スタート地点としてね)
ただの「楽しかった経験」に終わらない
自分の中身が変動する価値観と出会いがあるはず。

16歳から30歳の若者のみなさま
ぜひぜひ参加してみてください。
事業のよさは私が太鼓判をおします。

ってか、私の感想文でてるし。ププ




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2010年03月04日

本日の真実

コペルニクスな転換を自分の中に感じた一日。
小さいけれど、確実な変化。

Mさんのおうちのお食事会。
いつもの和やかにぎやかな空気の中にある
自分が今までの人生で自信をもって「延期」してきたものを
もう「延期」するのをやめよう、と思ったのだ。

今まで生きてきた中でいつだって優先してきたのは
刺激だったり、挑戦だったり、冒険だったり
とにかくExtraordinallyに貪欲にノンストップで
世界に目をむけて、外へ外へとどんどん動いてきたのだけれど
ここ数年、意識的に変わりつつある。
スピードが変わったんじゃなくて、ベクトルが変わったというか。
世の中の見方とか自分の姿勢とか感じることに
今までおざなりにしてきたものが、存在感を増してきた。
人生の味覚が変わったのだ。
楽しいとか嬉しいと思うことが、昔と全く一緒ではなくなった。

選ぶのは、楽しいこと>つまらないこと

の方式は今も自分の中で健在なんだけれど
世の中に無制限にある違った「楽しさ」の中に身をおいたときに
こう一方方向に拡大するだけじゃなくて
全方向に発行していかなければならない
成長課題を見出した、というか。

ここ一年、いろんな人に会って
いろんなことを考えて
面白いなぁと思うのは
自分に必要な言葉だったり、感覚だったり、感動だったりが
ちゃんと引き寄せられてくるということ。
自分の準備ができていると(自覚してなくても)
ちゃんとチャンスがやってくる。
たぶん、今までもおんなじこといわれたり、おんなじことが
もしかしてあったのかもしれないけれど
自分の感性のアンテナにひっかかってこなかった。
今私のアンテナに、自分に必要なことが
自分でもびっくりする勢いでひっかかってくる。

最近いろいろ「選ぶ」ことがあって、
今までの自分だったら確実にAかBだったら、Aをとっていたのに
いや、Bをとろう!という気持ちがぶわーんとふくらんできた。
Bとそれに付随するモロモロのこと。

同じことをやるほうがラクなのだ。
勝手もわかっているし、成功もしやすい。
でもそこであえて違うことをする選択をしなければ
違う引き出しにモノが入らない。

いつも以上にすごい勢いで頭が回転して
自分の中に「これは正しいのだ!」という轟きが鳴り響く。
レストランでのメニューと
セーターの色選びにはとことん時間をかける私なのだが
人生の岐路にたつ決断はいつも早いのだ。

直感が働くときは、賭ける。

ある日の真実が、永遠の真実ではない
ーチェ・ゲバラ



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2010年03月02日

エコよりエロ

シンプルで語呂がよくてキャッチーでなかなかいい。
真実を真実のまま四角く述べるんじゃなくて
ひねって、ちょっと隠し味が利いているというスタイル。
誰か私の知らない女優さんの出た映画の監督の一言。

こういう言葉の使い方、私好きだなー。
どんなすごいこと、難しいことをやったとしても
門外漢の人たちにも「すーっと」わかってもらえるために
語彙数とか知識だけじゃなくて、
遊び心と想像力がぎゅっとつまった
言葉を当意即妙で投げられること。

ブログやメールやSNSやTwitterで個人の情報発信量は
格段に増えたけれど、無駄な情報(ですらない)が多すぎる。
(取捨選択の問題なんだろうけど)
星のように出ては消えていくタレントの、
必要以上の絵文字と上目づかいの「私かわいいでしょ」写メばっかで
内容的にも言葉の使い方も学ぶことのないブログなんかだと
一回みただけでほとんどまた見ることないんだけれど、
有名人でも無名の人でも「!」という言葉の
使い方をしている人の言葉はどんどんメモしておく。
つかってみる、ってわけじゃなくて
その表現のひねり具合の呼吸を体得したいんだわ。
スカスカのネット上の文章ばっかり読んで
頭が海面体化すると、夏目漱石とか新渡戸稲造とか
文庫で読んで、その言葉遣いの重さにどーんとやられてしまう。
軽いものも重いものもおりまぜながら読みながら
巧みに言葉の剣を使えるように呼吸法を体得する。

まぁ「エコよりエロ」話題に戻って、
私もぜひ実場面で言ってみたいとこだけど
エロキャラでもエコキャラでもない私としては
特に使う場面もなさそうです。

あ、でもThermo cup買いました。
これでJavaにいっても、紙コップでカフェオレ買わずに
「My cupに入れてください」って言えるのだ。
新聞片手にMy cupでカフェオレ、
オサレだねぇNYカーだねー←全然違うし。
ということで、ちょっとコンピューターの横においてある
いぶし銀のターモカップを見ると嬉しい私なのだ。

で、何このエントリー結論としては
今の私はエコでよろ、ってこと?うーん、イマイチだ。
どうにか、エロの数値をあげたい。
やり方は後ほど考えます。








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2010年03月01日

2月総括

2月まとめ

A.今月見たDVD・映画

1.He is not just into you(DVD)★★★★☆4
「そんな彼なら捨てちゃえば」、という
全くわけのわからない邦題に激しく突っ込みたい気持ちはおいといて、
映画のつくりとしては軽くておしゃれで、豪華で、スピーディで
美しいスターがたくさん出てくるお得感のあるコメディ作品。
ドリューバルモアがかわいいし、スカヨハはやっぱりセクシー、
ジェニファーアニストンは、やっぱりジェニファーで
なんていうかよい意味で裏切りのなくて力まず眠らずに楽しめる。
まぁでも、It's a smallworldすぎないか?とは一言言わせて。

2.Lars and the real girl(DVD)★★★★★5
全く社交性のない”草食男”のラースが
ダッチワイフを手に入れて本物のガールフレンドみたいに扱うお話、
といったら、なんだかとっても気持ち悪い「おたくな」話か
ポルノか、な設定なんだけれど、どうしてどうして、
出てくる人たちがみんなとっても温かくて、人間らしくて、
大笑いしてぽろぽろ泣けて、すごく後味がよい映画。
最後もとってもとっても素敵。せつないのだけれど、ほっこり。

3.Fast Runner(DVD)★★★☆☆3.5
玄人受けしそうな、小作品。イヌイットの生活、愛と復習と
伝統的な生活を書いた、とってもドキュメンタリーチックな映画
なんだけれど、最後のメイキングをみたらフィクションなのね!
最初、人の顔がどれも同じに見えて、話の筋を把握するのに
ちょっと時間がかかった。しかし、丸裸で(!)
氷の大地を走ってしまう映像がショッキングすぎて話の内容を
あんまり覚えていない・・・

B.今月読んだ本

1.センセイの鞄(川上弘美)
★★★★★5
再読。川上弘美の文体の軽さと繊細さと
静かに文章に紛れ込む、人間を人間足らしめるユーモアが好き。
江国香織っぽいんだけれど、なんていうか無臭というか
生活感と存在感があるのに、重くない。
センセイのキャラクターも月子さんの時代と年代を超えた
ゆるやかな愛に心が温まる。いやらしさが全然なくて
すごく自然に感情移入できる。好きな小説。
ごはんの描写がおいしそうなのがますますポイント高い。

2.人生ベストテン(角田光代)
★★★★☆
1.に比べるととっても出てくる人間の重量感がある。小説として
流れもいいし、文章も描写もとてもうまいんだけれど
ほんわかじゃなくて、「あいたた」な気持ちになってしまう
人間の悲哀が書かれている。話の展開に愛情があるのだけれど
世の中は世知辛いなぁと思ってしまうのだよ。

まだ半分読み終えたところなんだけれど、Richard Bransonの
Losing virginityを読んでいる。イギリスのVirginグループの
破天荒な社長の一代記、というか伝記。いやぁ楽しいねぇ。

C.体づくり
ジム・ラン回数 -5キロRun 3回。ビリーズブーツキャンプ・
            Taeboを始める
運動・イベント  スノボ、5キロRun
マッサージ    1回(Facial)

D.その他特筆事項(達成項目・来月の目標)
1.自炊 ◎→休暇中も含め、今月はかなり自炊した。
2.語学 ×→あーあーあ、どうにかして予定にいれこまないと
3.お金の管理 ◎→(完璧に達成)
4.収入の一割計画→△ おごったのと誕生日出産祝いOnly。
             一割って結構な額だから努力しないと難しい。
5.文化イベント ○→ムンク美術館(オスロにて)
6.写真 △→休暇のときとパーティの時だけ、芸術的なものをとろう
7.ジム・ラン △→キリマンジャロ5キロに出られたのはよかった。
         10キロランを来月は2回入れよう。
8.ブログ更新 △→13回。来月は20回目標
9.朝ヨガ30分来月から ×→すっかり忘れてた。
10.整理整頓 △→引越しは完了。まだ整理整頓終わってないけど

今月の特筆事項は自炊をかなりしっかりやったこと。
運動の量と読書量を3月は増やそう。
あとの課題は運転とカクテル作り。




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2010年02月18日

人生におけるオノ・ヨーコ

Thank you Yoko Ono!というメールが来た、
そして奇しくも今日が彼女の77歳のBDだという。

オノ・ヨーコの奇抜なパフォーマンスにも
夜でもかけちゃうサングラスにも
保守的な日本目線から見るとちとToo muchな
芸術性にも特に共感はしないのだけれど
でも、すごい人だってのはわかる。
あの激動時代に生きた、
アバンギャルドで先駆的な日本女性として。
あのジョン・レノンが心から愛した女性として。

さて、でなんでオノ・ヨーコありがとうなのかというと
そしてそれが私が先週土曜日に大喧嘩して
関係が修復しないまま出てきた彼からのメールであるのだけれど、
この4日、私はずーっと沈黙を保って

これから私はどうしたいのだろう、ということを考えていたのだ。

まぁなんとかのけんかは犬も食わないくらいだし
別に詳細をブログにアップする必要も全くないからしないけど、
とにかく2年間続いてきた関係が
あのマイナス20度の土曜日の夜に、Breakupしたという事実を
意外に衝撃的でなく受け止めながら、
会わないまま帰ってきて、
次の日には「ごめんあれは間違いだったやり直そう」という彼と
果たして修復するべきか、次に向かっていくべきかという命題に
熟考5日間。2年付き合ってきた関係を終わらせるって
すごいエネルギーいるなんだけれど、
これから関係を続けるのもすごくエネルギーがいることで
別にエネルギー消費量を比較するばいいわけじゃないから
いろんなシナリオを考えながら沈黙を続けたきた一週間。

何人かの近しい友に「果たして私たちは別れるべきか否か」という
相談をもちかけてみたものの、
私のぶっとんだ女友達は
「そんな男捨てちゃいなさい。次!次!」といういつものノリだし
(そうやって今まできてしまったからなー)
私の親愛なる男友達も
「要は君がどうしたいのかなんだよね」という
100%正論すぎて、温かい涙が出るけど←比喩
なーんにも役に立たないアドバイスをくれる。
いや、一緒にいてもらうということが大事なのであって
実はアドバイスの内容が劇的に何か自分に決断にさせる
(下手な英訳のような文章である)とは実は私も思ってない。

役立たなさ度としては目くそ鼻くその相性占いをとっかえひっかえ
夜中にネットで延々とやってしまったり、
オフィスから帰るときの対向車の20車目が
奇数だったら別れる!偶数だったら続ける!
とかそんなしょうもない賭けをしてみたり、
とにかくまぁ非生産的な思考に脳みそを裏返しながら
すごしてきたわけですがそんなときに
Hちゃんの「運命の人なんていない」という日記を読んで
私は、心からウロコが落ちてしまったのですよ。

そのHちゃんの日記の中に、彼女の気づきの
「運命の人なんていない」という結論のきっかけになったのが
オノ・ヨーコの

愛情は10年かけて育てていくものよ

という一言だったという記述。
「運命の人かどうかなんて関係ない。
というか1年や2年そこらでわかるもんじゃない」
という若い彼女のまっすぐな言葉がぽーんと心を貫いたの。
本当に今の私に必要だったのは、この言葉。

彼女(オノ・ヨーコじゃなくてHちゃん)の感受性とか文章力って昔から
キラキラ光るものがあって、地味~に普段の言動を
注目しているわけだけれど、今回のは
タイムリーにリアルにぐさっときました。

というわけで、5日間の重い沈黙をやぶり
オノ・ヨーコの言葉を引用しつつ、そうか
愛というのはみつけるものではなくて、育てていくものかと
自分に納得しながら彼にメールを書いたら

Thanks Ono Yoko! It will be her birthday today.

という彼の喜び爆発(←かわいいやつなのだ)メールが届いた由。

そうやっていくつもの危機を乗り越えながら
(それにしても今度のは特大だったなぁ)
10年かけて育てるもののまだ20%しか到達していないという
事実にクラクラしながら、でも今度はけんかしても
ビール瓶は投げないようにしようと誓った私なのだ。

オノ・ヨーコに、そしてHちゃんの言葉によって
人生の風向きが変わったそんな一日。

オノさん、お誕生日おめでとう。
Hちゃん、早く元気になってね。どうもありがとう。



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2010年02月02日

マットディモン礼賛

ジャニーズもハリウッドスターも興味が特にないまま 今まで来てしまう。 確かに何かの映画も見て ○○かっこいいー!!というのはあっても 別にそれが「おっかけ」る心理につながらない。 小学生の時に、私がみんな あっくんだかーくんだ言っていたときに ひそかに好みだったのが「水谷豊」だった時点で 今の特殊路線の片鱗がうかがえるわけで。でも水谷豊いいよねー。 「夢で逢えたら」の時代のうっちゃんが好きだったときもあるし クラシックに初期のキアヌリーブスはかっこいいと思ったりしたけれど なんていうか、プロマイドを原宿のタレント通りで買ったりとか タレント雑誌切り抜きしたり、そういうことを全くしない幼少時代でした。 が、ちょっと俄然気になるお人が出現! 私は外見だけで言えば スリムで線が太くない(”細い”のではなくて あくまで”太くない”)上下に長い男性が好みなのであって シュワルツネッがーやがちむちなマッチョは 魅力をあまり感じないのだけれど、 マットデイモンの筋肉が6ヶ月のトレーニングで磨かれた トレーニングの賜物だということが判明。 南アフリカの同僚とInvictusの感想の話をしていて マットデイモンの体が完全にラガーマンだったけど あれはCGっかね?と聞いたら なんと、6ヶ月筋肉トレーニングをやって作り上げた リアルな体であるとのこと。 Avatarの脂肪が全くない体のしなやかさには ためいきがでるが、あれはまぁおとぎの国の幻想だと 切り捨ててしまえるとして、 マットデイモン、Born identityやOceans 11の スリムマッチョからがちむちラガーマンの 肉体変貌を遂げるプロ根性はすばらしいではないか。 これで、また次の作品で繊細な少年になったら スリムに戻るのかしら・・・ ブリジット・ジョーンズのレニーもそうだけれど 意志とプロ意識と徹底した生活管理で 人間の雰囲気ががらっと変わるほど 肉体が変えられるというのはとてもInspiringな事実であります。 隔日のジム通いにも精が出るというものです。 6ヵ月後どれくらい体が磨けるものなのか、 注目していきたいと思います。 そういえば、5thエレメントのミラ・ジョジョビッチ みたときも私似たようなことを言ってたことを 突然思い出しました。 ラガーマンマットよりは目標にすべきはミラでした。 いやーでもいいねーこのあふれるやる気をどう維持するかだね、 問題は!

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