2006年01月

2006年01月31日

Hard work in heaven

I don't think I enjoy "Just relax and doing-nothing" type of Utopia,
I will be more happy to do a hell lots of work in heaven, which I call the place
with good food and nice people.
After all, pleasure can be produced more from the tough adventure,
suffering and hard work. If I can just drink and eat as much as i want, being surronded by young good looking male angel, I will be just spoiled, fat and ugly.
that's not very attractive picture, eh?

We all need challenge to have a qualitative life.

Good food, nice people, intensive learning opportunity.
I can not expect for more.
Lots of interesting stories that I would like to share with you all.
No time to write e-mail. Apologize for meaningful silence.
I kept Japanese diary in my computer anyway, my digestion blog will be updated sometimes.


at 18:54|PermalinkComments(0) 旅の記録 

2006年01月23日

脳内混沌雑感

トレーニング2週目に突入。1週目はあっという間、ものすごく密にすぎた。
久しぶりの学生生活は8時半始まりで5時終わり。
普段の仕事の時間帯を考えれば決してきついスケジュールではないのに
それでも、終わるとどーっと疲れを感じるのは
久々のインプットの嵐だから。
自分のもってるものだけをアウトプットする作業の方が、
並べ替えは必要だけれど消費エネルギーとしては低い。
20代前半に比べて脳みそのキャパが縮んだというか、
入り口のドアの開きが悪いというか
昔のように「ぐんぐん知識を吸収する」という実感はない中に
いれなければいけない知識をどんどん投げ込んでいくのはたいへんだけれど
楽しいことでもある。やっぱりいくつになっても勉強はしないとね。
今は整頓、消化するヒマがないので、とにかくつめこんでいる。
開発業界、災害マネージメントの10年選手やらプロが集っているので
グループワークでも気が抜けない。ディスカッションも真剣勝負。

軍人バックグラウンドの人は自己修練がすごい。
時間のマネージメントも意見のまとめ方も卒なくきっちりこなす。
やるべきことがちゃんとわかっていて、目標設定も明確だ。
プレゼンテーションの声の出し方も姿勢のよさも、説得力もとにかく高い。
日本も徴兵制を採用せよ、とは思わないけれど
人間のトレーニングの場、自分の国を知る場として
軍隊ってのは、効率的なのかもしれないなぁと先鋭の
モルジブの軍人たちを見てふと考える。
命の尊さ、自分の国を守るということ
イデオロギーは抜きにして、人間として実感としてもっていてよい
今の「発展しすぎた」日本でおざなりになっている‘あたりまえのこと‘。
社会の発展と人の成熟の間に大きな溝ができている日本。
別に軍隊じゃなくていいのだけれど、
技術だけじゃ、足りない。最後に戻るのは、「人」なのだ。

さて、今回日本人の参加者は私一人だけであるが
ここでも国際社会における日本の注目度の高さをとても強く感じる。
日本は災害大国(地震やら津波やら)であるが
最先端のテクノロジーを駆使して
日本は災害とうまくつきあっている、という理解がある。

「地震の告知はどうやるのか」
「地震に強い建物の標準化」
「沿岸部に住む人たちの避難マニュアル」

いろんな質問を受けるけれど、まともに答えられないなぁ、情けない。
日本人が海外に出て
「自分は自国のことをよく知らない」と実感して帰ることはよくある。
勉強熱心なガイジンが知っているのは
武士道やらゲイシャやら寿司やらハラキリ、ソニー、トヨタだけでないのだ。
日本が誇るべき「技術」と「知識」というのは
日本人が考えているより国際社会でずっと評価が高いのだ。
本当にいろいろ勉強しないといけない。自戒もこめて。

日本の技術力とかネットワークのよさとか知ってる範囲で
プレゼンしてみると参加者の興味が直にささってくる。

国を追われてカナダに亡命したアフガン人のお医者さんやら
ほとんどの人が自国から出たがらないというフィジーの大きな役人やら
ミャンマーの軍事政権の人やらエチオピアの飢餓の対応もやった
ソマリアで働くケニア人のオフィサーやらと

「災害援助はかくあるべきか」
「災害の被害を最小限に抑えるためにやるべきこと」
「国がやるべきこと、自治体がやるべきこと、コーディネーションの難しさと重要性」
そんな実践的な内容を喧々諤々議論する。
経験もバックグラウンドもパーソナリティーも文化も全然違うのが
一つ共通しているのは、「プロ意識」、志が高い人たちと話すのは刺激的である。

つめこみすぎてまとまらない文章になった。
レクチャーをうけたりディスカッションをやりながら、自分はこれをやらないと
という青写真やら課題やらをノートに書きなぐる毎日。
30代はがむしゃらに仕事をする時期にしよう。

at 23:46|PermalinkComments(1) 旅の記録 

2006年01月22日

サンデー昼フィーバー

今日は週末マーケットにでかける。Mo Chitの近くに毎週末開かれる市場である。
Tシャツあり、民族衣装あり、携帯電話あり、ろうそくあり、たべものあり、
ペットあり、かばんあり、家具あり、ありとあらゆる「お楽しみ」がここでできてしまう
タイの大きな胃袋、買い物袋ここにあり。
本当にこの国に住んでもいいなぁ、とふと思う。
コロンボはこじんまりとして心地よかったけれど、タイはカラフルでエキサイティング。
友達と市場に行く前に「占いフェア」に、一緒に行く。
ビルの地下でひっそりやってたのだけれど、お坊さんがいたり、
細木和子みたいな太ったおばちゃんがいれば、Mr.マリックみたいに頭が膨れて
めがねかけている占い師もいる。趣味でやってます、みたいなこざっぱりした人もいる。
手相を見てもらいたかったのだけれど星占いかタロットしかなく、
しがなく「タイの星占い」を選択する。
しゃべりくちがソフトなサラリーマンっていっても通用しそうなジェントルマンの占い師。
やっぱり狙うは「ご当地もの」でしょう。
さて、まぁ「タイの」と形容はついているものの、
特に内容的に目新しいものはほとんどなかった。

1. 自分に自信がある
2. 仕事で旅をする
3. 2人の男性の影がある
4. 仕事で成功をする
5. 金はたくさん使うが困ることはない

このあたり、内容が正しいかどうかはともかくとして、
スリランカでもタイでも日本でもイギリスでもよく言われた内容。
「あーそれ、前も言われました」

本日の占いハイライトは以下
1. 今年は仕事でたいへん疲労する。責任ある仕事を任される。
2. あと2年以内に結婚をする(しめしめ、予想通り)
3. 34歳で子供を産み、仕事でトップにのぼりつめる
4. 結婚相手は日本人

えーー!
この結婚相手は日本人、ってのは寝耳に水、晴天の霹靂。われなべにトジブタ。
今まで言われたことなかった新事実。(←かどうかはともかく)
ちなみに、このご相手、先にでてきた2人の男性とは別の人らしい。
占い師曰く
「今年の真ん中にまたボーイフレンドができるかもしれませんが、その人でもありません。」
占い上、私生活乱れてます。(注*現実とは違います)
「お相手はハイランキングオフィシャル(役人?)かすごい成功したビジネスマンです」
一瞬、小泉さんとほりえもんが浮かびました。ほりえもんはもう凋落気味ですけれど。

とりあえず、健康に関しては、問題なし。事故、特に車にきをつけろとのこと。
よかった。恋愛運より結婚運よりまずは健康。

それから3人でたぶん8人分くらいのひるごはんを食べる。
最近ジム通いに熱心なAくんは、6時以降一切固形物を食べないダイエットをしているが、
朝食も取らず昼5人分食べてちゃ、やせないような気がした。
けど、まぁおいしく食べられるのが重要なわけで何もコメントしないことにする。
あとはAさんと私で3人分。おいしかった。感激感動満腹。

市場では、バックパック、タンクトップ、イヤリング、ブレスレット、ろうそくなどを購入。
買わないけど、ペットセクションでたぶん一時間くらい費やした。
マルチーズの仔犬かわいすぎ。ぶさいくなのになんともラブリーなパグ(だっけ?)
やる気のないラブラドールなど、小動物は見ていてとても癒される。

それから市内に戻って私はピュアオイルマッサージとハーバルボール治療なる、
10種類のオーガニックのハーブをつかった温かいボールを
体に当てるマッサージを2時間ほどやってもらう。
マッサージはよかったけど、部屋のエアコンが効きすぎて寒かった。
ここ数年スパやらマッサージなど結構熱心にやっているので、
クオリティにうるさくなりつつある。

Aさんと再度待ち合わせして、(Aくんはジムへ)
路上で「臓物スープ麺」を食べる。味は良いが、見た目がグロテスク。

占い、ランチ、市場、マッサージ、ディナー、フルコースで日曜日を終了。
人間としてとてもシンプルになってきている。
幸せを感じるのに難しい理論も膨大なお金も不要。
本能のまま、気の向くまま。でもってちょっぴり自己管理。
たとえば臓物スープ麺とビールじゃなくてにんじんジュース飲む、とか
そんなところで小さな満足感を感じているワタクシ。



at 23:38|PermalinkComments(0) トモダチ関係 

2006年01月20日

佳人薄命

一月の最初に実施した人間ドックの結果が出た。2つ再検査勧告が出た。

1:ホルモン(TSH)の値が高め、甲状腺機能障害の疑いが否定できない
2:白血球の数値が経度高め

2つとも完全に想定範囲内。ってか、アンパラのまぬげ&むくみ疑惑、
自分で調べて「甲状腺機能障害かも!?」って思っていたのに、
地元の医者では「日焼けでしょう」、コロンボの医者では「もしかしてぎょう虫」って
言われていた(あの時異常の出た数値はアレルギーでも高くなるが、
ぎょう虫がいる場合も高くなるので、‘とりあえず‘虫下しだしときますと言われたのだ。
とりあえずってなんだ、とりあえずって。
ホルモン値が高いらしいけど、これって女らしさとは関係ないのだろうか。(ありません)
白血球は昔、海外青年協力隊受験時の健康診断でひっかかったことがあるので、
いうなれば昔からのおつきあいである。
体のばいきんやらウイルスやらが多いとそれと戦う白血球も増えるという計算。
(←ぎょう虫でも増える?)戦力結集した戦うからだである。

さて、開発業界は(に限らないけど)体が資本なので、
見かけによらず体が脆弱な私としては日々の摂生(できてないな)と
トレーニング(これも怪しい)と監視体制を一般の健康人より強化しないといけない。
のどを枯らした歌手とか骨折した陸上選手みたいなもんで、体壊れてたら、
病院どころかお医者がいるかもわからない
南スーダンの僻地なんか行っている場合ではないのである。1にも2にも自己管理。
人を助ける前に、自分ちゃんと体の管理しろ、である。
とりあえず、月曜日にタイのお医者で再検査してくることにする。
タイの病院、日本人の通訳もお医者もいて感動。最初、英語でしゃべったんだけど
「好酸球」って英語でなんていうか私は知らんぞ、と困ったら日本語の通訳に回された。
これがまたとても丁寧な日本語をしゃべるタイ人で、
しかも日本人のお医者さんが夜の8時までいるんだという。タイランド、ナイス!
しかるに、タイに着てから体がすこぶる良好。健康バランスいいし、ストレスないし、
生活まぁ規則正しいのがよいのだろう。あとは豆乳飲んでるし、
プロポリス飲んでるし、温かいお風呂に毎日入っている。(水シャワーじゃやっぱりダメ)

体、がんばってくれ。



at 23:32|PermalinkComments(0) ワタクシゴト 

2006年01月19日

昔の友達

昨日は出向でバンコクに来ているY君と
キーラジオ局で働き出したタイ人のAとタイ料理。
今日は偶然AIT(Asian Institute of Technology←今トレーニングやってるところ)の
キャンパスで再会したB君(AITの職員)と昨年結婚したという色白の奥さんと
夕食を共にする。彼らは全部99年のイベントでであった仲間なのだけれど、
まぁこうして折にふれてバンコクに来るたびに(今回でタイは6回目になる)
会えなかった空白の時間を積極的に埋める仲間たち。

このイベントには仕事も含めて足掛け3年関わったので、
東南アジアの各国にこういう友達がいる。
さすがにまるまる6年たっているので、結婚したり、子供できたり、転職したり、
行方不明になったり、すごくえらくなってたり、
いろいろと華々しいものやらびっくりするものまで、
変化がいろいろ出てきて楽しい。
成長の証がふっとみえる表情を見ると
あ~みんな着実に自分の道を進んでいるんだなあとまぶしい気持ちになる。
あのとき、船で一緒にバカをやったり、真剣に語った仲間が
少しずつ社会の中核に食い込んでいる。6年って結構な歳月だ。
なのに、こんなこと話したよね、とかあんなことしたよね、
っていう昔話が昨日のことのようにでてくるのがおかしい。
「○○さんの!ちょっといいとこみてみたい。」っていう酒の掛け声、
なつかしー!!
思い出に浸って生きるつもりはないけれど、やっぱり昔の友達に会えたら、
昔の温かな空気にどっぷり身をおいてみる。
将来こんなことをやろうとかそんな話もしてみる。
利害関係じゃない、損得勘定じゃない、
一緒にいることを心から楽しめる友人は、いくつになってもやっぱり貴重。
特にむやみに友達が増やさなくなった大人の今になってみると、
新しい関係はもちろん積極的に構築していくのだけれど、
自分の過去を知る仲間と軌道修正っていうかどういう道筋で
「今」にいたるかをロードムービーを見るみたいな気持ちで
ゆっくりふりかえってみるのは不可欠。

お互い今が充実しているから、過去を振り返っても
後悔で胸が痛くなることもないし、懐かしさで締め付けられることもない。
思い通りにならなかったことはたくさんあるけれど、
会った人、やってきたことの全てが今の自分のありようや、
今いる友人たちに集約されるんだったら、
まだ発展途上だけど悪くないんじゃないか、ってちょっぴり嬉しくなるのだ。

アジアのどこであっても独特の存在感で仕事をバリバリやっているけど、
気負いがない洗練されたスタイルをもつY、
ちょっぴり?!太ったけどとびっきりのやさしい目線は昔のまま、
仕事が忙しいけど、ジムにも通う愛すべきA、
とっても仲良しで妬けちゃうB夫妻、
来週はまた船の仲間で集まって久しぶりにカラオケで夜を明かす予定。
本当に友達には恵まれていると思う。感謝感謝。


at 23:53|PermalinkComments(0) トモダチ関係 

2006年01月16日

学生時代再び

席についてみたら、右隣は英語をほとんど解さないモンゴル人の政府の役人、
左どなりはカンボジアのNGO職員であった。
ご縁あって20カ国35人。軍人、お医者、弁護士、政府の役人、
国連職員、NGO、いわゆる「災害援助」のエキスパートが集う
今回のトレーニングまるまる3週間、
フィールドの実習も含めた‘Disaster Management Training`が始まった。

随分と年齢層が高めである。最年少はソロモンの政府役人と
バングラディッシュのコンサルタント24歳、後はみな30代、40代、50代である。
子供が3人いる、とか働いて20年になります、とか
世界各国の主要な災害ごとに関わった人がたくさんいて
久しぶりの学生生活への期待が高まる。
自己紹介やってみても、学生主体の「国際交流イベント」では
こうはいかないであろう、ツワモノぶり。何が違うかというと、
みなこういう「プレゼンテーション」にすごく慣れている。
時に笑いを誘い、理路整然として、自分のことを相手にわからせる。
もちろんシャイな人や声が小さい人もいるのだけれど、
それなりに社会の中核に位置している人というのは、
新しい人が集まるこういう場でもそつなく発揮できる実力がある。
経験値とも呼べるだろうし、そういうことがうまい人がこういうところに来る、
という図式もある。私はといえば、これはもう何度もこなしてきた経験値。
気をつけねばならぬのはスピードのみ。
ネタを観客に合わせてテーラーメイドする。
舞台練習で培った腹式呼吸としゃべり方がこんな形で役にたつ。
関係ないようで昔やったことであとで生きてくることがある。
学生時代はこれを勉強した!というより
こういうあとで役立つ「ライフスキル」を実戦で学べた場だったなぁと
つくづく思う。違ったバックグラウンドを持った友達を作る(ネットワーク)
自分のことや学んだことを発表する(分析力とプレゼンテーション)、
笑いと注目を得る(話し方とネタの蓄積)。ほぼ全て課外授業科目ですが。
もっと勉強しておけば、という反省もできるけど(特に語学!)、
たぶん、私の性格からしてこれくらいが妥当。
ということで、幸運にもまた学生時代に戻ることができたので、
しかも限定3週間という魅力的なタイムフレーム。
もう一回4年勉強しろ、っていわれたら正直きつい。
短期決戦型の私としてはこれくらいのぶつ切り時間で集中的にこれをやる!
という軍隊方式が性にあっている。

さーこれから3週間気合いれて勉強するぞー!





at 23:50|PermalinkComments(0) 旅の記録 

2006年01月12日

キャベツとご主人様

なにげにリゾートなので、人はすくないがカップル率が高い。
タイ人とヨーロピアンの組み合わせも結構多いが
「この人たち、一体どこで出会ったのだろう?」という面白カップルが結構いる。
今日はポルノビデオの撮影助手をしている全身刺青スキンヘッドの
ドイツ人美形青年と5ヶ国語を操るインドネシア人とオランダ人のハーフの
ビジネスウーマンの組み合わせ、
タイには過去30回以上は来ているというヒッピームード満点の
ひげイタリアンとモデル兼デザイナーをやっているという
めちゃめちゃセクシーなスイス人。
ゲイには見えないけど、一緒に旅している職業不定の
フレンチカナディアンと年齢の離れたフィンランド人とうちらで夕食を食べる。

今日は、海で見つけた「ウニ」について
英語でなんというのだろう、という話になったが、夜ごはんを食べた誰もが
English Nativeじゃないので、お互いの言語で「ウニ」を言い合って
結局わからないまま、という非常に不毛で愉快な時間を過ごした。
インドネシア語とフランス語と日本語とドイツ語とオランダ語と
スペイン語とイタリア語フィンランド語で「ウニ」の言い方がわかった。
(だから?)
みんなが「ウニ」の形容をお互いの言葉で形容するさまがおもしろかった。
いわゆる「イガイガ」とか「ツンツン」とかそのあたりの響き。

途中でセクシースイス人がひげイタリアンのことを

「ベターハーフ」

という言い方をしたのでそれがまた話題になった。
曰く「恋人のことをどう呼ぶか」
私がかねがね、日本人が相手のことを「パートナー」と呼ぶ
中村江里子的な言い方がしっくりこないと思っていた。
「パートナー」ってすごく‘対等‘な感じで、
確かに、「愚妻」とか「だんな」とか「主人」とか必要以上に
へりくだる言い方は時代錯誤かもしれないけれど、
それでも日本的な普通の感覚として純粋な日本人が相手のことを
(たとえ相手が外国人であっても)「パートナー」って呼ぶのは
なんか背伸びしている感じが否めない。
最近、若い人たちでは普通に「ダーリン」っていう言い方もしてるけど、
私はそれも気恥ずかしい。(冗談では使えるけど)
だから普通に自分は結婚したらだんなのことを「うちの主人が」といいそう。
それを言って見たら、彼らを軽くショック状態にしてしまった模様。
わからなくはないんだな。海外に出てて視野も広いぞ、
みたいな態度しているいい年した大人の女が相方のことを
「My master」(ご主人"様")とかいうんじゃな。
ただこれは、グローバリゼーションとか国際化とは別のこと。
自分の国をベースにしたしっくりくる文化感。
日本のことを正しく理解してもらうのはなかなかに難しい。
でも変にヨーロッパぶるのは嫌だし。

相手のこと「ハニーバニー」(はちみつうさちゃん)とか呼べる?

絶対無理困った

ベターハーフ(よい片割れ)っていうのは、
なかなかしゃれた言い方だと思うけど
じゃあ、自分が彼のことを「ベターハーフ」かというと、
もうちょっと時間がたたないとなんとなく言葉が上滑りな気がする。
言葉はやっぱり大切。言うのはタダだけれど、
言霊を重んじる国の人間としてはI love youを乱用はできないぞ、と。
フランス人の彼は「僕の国ではガールフレンドのことを
僕のちいさなキャベツちゃんと呼ぶよ。僕は呼ばないけどね。」
という発言をして大笑いをかっていた。組み合わせが微妙。

キャベツとご主人様。

「僕のかわいいきゃべつちゃん」
「ご主人様~」

どんなカップルだよ。



at 23:41|PermalinkComments(1) 旅の記録 

2006年01月11日

天国に近い島

朝一番のスピードボートに乗って向かったのは
Koh Mak(マック島)
カンボジアの国境に近くの小さな島である。
Koh chang(チャーン島)に行くはずだったのが
途中のゲストハウスで出会ったフィンランド人に
「Koh MaKが素晴らしかった」という感想を聞いて行先変更。
つれづれなるままに、必要な情報が入り次第、行く先を決める。
風にのるたんぽぽの綿毛のような旅。

バイクを借りて島を一周する。
途中コンクリート舗装の道路が終わって泥と土の道を抜けたあとに
小さな漁村あり。その裏のビーチは旅行者の来ない澄んだ静かな海。
普通は、ホテルやらバンガローの前のプライベートビーチでのんびりするので
島の反対側まで来ないのだ。
たまたまそこにいたボートの少年に交渉して向こう岸の小さな島まで
連れて行ってもらうことにする。港につくと小さな家が一軒。
ちいさなおばあさんと女の子がいただけで、あとは全くの無人。
海辺に寄せては返す透明度の高いうす水色の水、白浜。
椰子の木。見渡す限りのコバルトブルー。
視界にいるのが、私たちだけ。
空の青、海の青、砂の白、雲の白。椰子の緑。私たち。
ここは天国に近い島?

ひゃっほう。

本当にだーれもいないので、ビキニも脱いじゃう。
裸で水平線を目指す。
泳いでも泳いでも、底までちゃんと見える、本当にきれいな海でした。
海の真ん中までいって、360度透き通る青に包まれたときは眩暈がしました。
地球上にはまだまだこんな美しい場所があるんだなぁ。


at 23:39|PermalinkComments(2) 旅の記録 

2006年01月09日

ごほうび週間

やっぱりごはんがおいしい!
自然が趣深い!
だ・け・ど極寒ジャパンライフに幕を閉じ、
本日より1ヶ月はタイ!である。やほー。

最初の1週間はリゾートへ。
次の3週間はトレーニングへ。

今日は空港で彼氏と待ち合わせ。
あれ?いつボーイフレンドできたの?という
無粋なつっこみはなしで。
人生は勢いとタイミング。
妥協よりも、酔狂。
計算よりも、実戦。
反省よりも、開き直り。
うまくいかない理由を100以上作れる想像力があるなら
うまくいく理由を120考えよう。

待てど暮らせど来ない彼。スリランカでも迎えに行った友達とすれ違ったり
日付間違えてたり、空港運がない自分。(というより不注意なんだよ)
今回も、ターミナル間違えてた。
久々の再会で、1キロ先くらいから走ってきゃーと抱きつきたい気分になるかと
思いきや、一時間半もムダに待ったので、エネジー消耗。
自分の名前がインフォメーションで呼ばれてるし。とほほ。情けない。
もっとドラマティックに会いたかったのに。←ばか
さて、連絡してこない割には‘親友‘を標榜するタイ人の友人Aと待ち合わせして
市内に連れてってもらい、昼ごはんを食べる。
久しぶりで話すことがたくさんある。
食べたいものもたくさんある。
小一時間ほどリフレクソロジーでトロトロまどろむ。
Aが完全に意識を失ってイスから転げ落ちていた。
初めてのタイマッサージに挑む彼はうめき声をあげていた。
3人3様楽しむ。

夜は99年の東亜船の同期に会う。
タイ人5人、タイで働く日本人2人。
もう6年越しになるのに、ちっとも色あせない友人関係。
たまにしか会えないけど、会ったら距離も時間も全く問題にならない人たち。
彼らがいるから、タイに来てよかったなーと思うのである。
で、何度でもタイに来たいなーと思うのだ。
世界が近く感じるのは、そこに想いを馳せる君がいるから。

でもって今回は彼氏と海外旅行する、という自分史上初イベント。
今まで旅先で出会った人に恋する、とか
好きな人に会いに行くっていうのはあったけれど
誰かと一緒に最初っから海外を旅するってことはなかったのだ。
ちょっと不安で大いに楽しみ。

これから1週間、ごほうび週間である。



at 23:34|PermalinkComments(0) 旅の記録 

2006年01月08日

大島椿の真実

大島椿という有名な「椿油」ブランドがありますが、
なんと大島椿という会社の名前だけで
伊豆大島の椿は一滴も使われていない、某アジアの大国の
輸入物の椿を使っているそう。

大島椿の椿油です

そういったら、大島‘の‘椿を使った、って思いそうだけど、
要するに大島椿(という会社)の椿油です、っていうことで
輸入物の椿を使って八王子で作っている。
で、大島の店舗の住所は「ペンキやさん」という真実。

へぇーと思ってしまいました。偽表示ってわけじゃないけれど、
これは消費者の心理の裏をついたトリックですね。ふんふん。
ということで、純粋大島の椿油を買ってきた。

こういうのって現場にいかないとわかんないこと。
旅の面白さは、「土地の食材」「人との交流」「美しい自然」の
3点に集約される。
こういう、別にたいした役にたたないけど、酒の席の「ネタ」になりそうな
小話を仕入れるのも、旅にでるとできる楽しいことのうちのひとつ。

今回は99年からの友人3人で浜松町から船に乗って
(高速船だから1時間45分しかかからない)
海の青い伊豆大島へ。火山博物館に行ったり、
海のまん前の温泉に入り夕陽を眺めたり、
島の海の幸に舌鼓をうち、開きかけた椿を横に見ながら三原山へドライブへ。
夜はイセエビのなべに、キンメダイのあんかけ(激うま)、明日葉のてんぷらに
あわび、刺身。お酒もすすみ、会話もすすむってもんです。

一泊二日の小旅行、ちょっと都会から抜け出て、温泉はいったり、
普段食べないおいしいものを食べたりする。終電気にしないでおしゃべりもできる。
お金はしっかりためておきたいけれど、老後の備えに使うためだけじゃなくて
こういうふうに今を楽しむために大いに使いたいと思う。
「死に金」じゃなくて、「生きる金」

月曜日からはタイで一週間のバカンス&災害マネージメントのトレーニング。
ずいぶん、楽しみがいのある長期休みだこと。カエル


at 23:08|PermalinkComments(0) 旅の記録