2005年05月

2005年05月31日

どっかで見た顔

土曜日に見たアメリカンパイ2
最後のシーンで、ステファン(結構メインの男の子、魅力的な悪)のママってのが
ちょっとだけ出てくるんだけど、この女優どっかで見たよな~と思いながら
思い出せない二日間。
今日の今日まで脳みその奥がむずがゆい感じ(わかるでしょ?)がとれませんでした。
脇役も脇役で、しかもどっかで見たはずの映画でも脇役だったのだし、
正統派女優でも、超人気女優でもないので友達に説明するにも難しい。
「あのアメリカンパイに出てきた女優でさ~」といってみても
スリランカ人はまず、あんな低俗アメリカン映画見ないし
うちのオフィスのアメリカ人はみなおじさまなのでアメリカンパイっていっても
「おまえちゃんと仕事してるのか?」と言われそうだし。
実際映画見た友達も、「えーそんな女優、顔覚えてないよ」という始末。

あー誰だ誰だ、うお~という感覚を引きずったまま二日間仕事しました。
瞑想したはずだけど、相変わらず私の頭の中雑事だらけ。
どうでもいいじゃん、あんな女優、と思いつつ、ただすっきりしたいだけなのよ。
前に、友達と話しててエントラップメントに出てたショーン・コネリーの名前が出なくて
素敵なおじ様で、あーイーストウッドじゃなくて、ラストオブモヒカンのあの人でもなくて
(やばい、名前がまた出ない!)ってのが、なにかのおりで
ぽろっと思い出したら、今度は誰と話してたのか覚えてない。
手当たりしだい、映画の話したかもしれない友達に当たってみたけど
誰も私とショーンコネリーの話なんかしてないし・・・
きゃー私完全に若年性健忘症。

こういうどうでもいいことだったらいいんだけど、仕事がこうじゃまずいから
最近はデスク型の超デカイ手帳を愛用中。
私は行動に移る瞬発力は人より優れているけれど
集中力が非常に散漫なので、あとで、「えーと、あれ私なんでここ来たっけ」
ということがたびたび。ちょっと体を鍛えるのだけじゃなくて
脳みそもきちんとトレーニングしないと最近、退化が進んでいる模様。
あーやばやば。

で、女優をどこで見たか思い出しました!
彼女、名前わかんないけどリーザ・ウィザースプーン(あってる?)の
「キューティーブロンド」の、落ち込んで時に行くネイルサロンで
働いているボインのおばちゃんでした。離婚したダンナと犬をもめて喧嘩して
配達人のセクシーなおにいちゃんにときめく役。
すっきりして気分いいんだけど、だから?とかいわないように。

最近、いろんな人見て、誰かに似てるな~と思うことが多くなったんだけど、
すぐでないことが多い。名前を覚えるのもそうだけど
この荒波さざめく世の中を泳ぎぬくのに、他人をちゃんと覚えておくって
必須のスキル。脳みそを鍛えよう!

at 21:53|PermalinkComments(0) ワタクシゴト 

2005年05月29日

最後の恋

ちょっとした電撃報告、というタイトルでメールが来た。
最近の報告といったら、まず7割がた結婚か出産で
2割転職、1割その他想定の範囲外。
驚かないことが多くなったけど、今回のは驚いた。
この「ちょっとした」枕詞にごまかされてあけたら
びっくりびっくりの結婚報告。
昨年会ったときには結婚はおろか、恋人の「こ」の字もなかったJさん。
小さくておしとやかでお肌つるつるでおくゆかしくてきちんとしててかわいらしい
私と正反対な素敵なお姉さんが幸せになることに心から祝福。
なんだかとっても気持ちになった。

気負いがなくて会ってすぐに
「一緒にいたいなぁ」と自然に思えるようになった、っていうけれど
なんとなく今の私にはこの感覚がよくわかるような気がする。
恋愛が刺激的で楽しくてあっというまだった青の時代に比べると
年を経て、求めるものが確実に違ってくることがある。

勢いよりも温度
感情よりも理解
妥協じゃなくて悟り
色恋じゃなくて情愛

まだ私は刺激の部分で走っちゃって失敗してるけど(あらら)
こんなに自然にすーっと人生の新しい章が幕開けるのはありだなぁ。
いくつになっても恋をしていたいとあがくより
点じゃなくて線につながる
恋に落ちて、愛に落ち着く最後の恋がいい。

幸せになってね。今度会える日が楽しみだわ。
スリランカでバチェラーナイト(独身最後の夜に大騒ぎする儀式)しよう。
↑最近はバチェラーナイト幹事常連(こんな肩書きいらない)




at 23:40|PermalinkComments(0) トモダチ関係 

2005年05月28日

走馬灯の風景

当たり前の日常を侮ってはいけない。
平凡な幸せを軽視してはいけない。

昔は「普通の」とか「平凡な」とか「十把ひとからげの」とか
「平均の」であることを人生の失敗であるがごとくに思ってた。
青かった、っていえばそれまでなんだけど
「フツーに大学卒業して、フツーに就職して、フツーに結婚して
フツーに人生終わるのってなんか寂しいよね」
とかえらそうに思ってた。
でもって、感じの悪いことに、私はスペシャルだって思ってた。
実は今もちょっと思ってる。

でも、前と違うのは、「普通に生きること」ってのがいかに難しいか、
ということを認識しつつある。
で、普通に生きるってのが悪くないという実例をたくさん見てる。
荒波にもまれた波乱万丈な人生、
かっこよく聞こえるけど、たぶんそれだけだったら出来上がる人間は
大いにすさんでるか、もしくは鼻持ちならないヒーローになっている。
人間をヒトとして完成させるのは、なし得た冒険の大きさではない。
毎日、気分よくベッドに入れるか。
感謝の気持ち、ポジティブな気持ちがいつもあるか
小さい「あー幸せだー」という感覚が日々のどこにでも転がっていること
認識できる人生がいい。

課題があって挑戦があって野望があって
生き抜きがいのある人生を送ろう、と思っているけれど
それが「平凡な人生の否定」ではなくなった。
平凡なもの、当たり前なものに支えられてこそ
大きなことに向かっていける。
あーこれ無理かも!って思っても
帰るところがあるから、会いたい人がいるから頑張れる。
孤高の人とか一匹狼って響きはしびれるけど
私が目指すのはそうじゃない。

今週はコロンボには帰らなかった。コロンボから友達が来てたから。
朝起きて、二人でコーヒー飲んで、朝のマーケットに行って
新鮮な野菜を買って、海辺のレストランでとれたての魚を食べて。
海で泳いだ。波にゆられながらおしゃべりしたり、
砂浜で砂まみれで寝転んだりする。空が青い。風がぬるい。
コロンボのフォートにいって17世紀のオランダ軍が作った要塞を
夕陽に照らされながら歩いた。
スリランカの男の子たちがテニスボールでクリケットをやってた。
小さい子も大きい子も大人もまじってわいわいクリケットをやってる。
ボールが跳ねて寺に入ったら、
ゲームを眺めていたオレンジ色の袈裟を来たお坊さんがボールを拾って
男の子に渡していた。
黒と茶色のぶち犬がボールが飛んでくたびに全速力で走ってく。

平凡な土曜日の光景。みんなが芝生のうえでのびのびを駆け回っている。
鮮やかな僧侶の袈裟、走ってく犬の毛並み、赤ちゃん連れの家族、
学生たちのグループ。なんだか、死ぬ前に人生を総括した絵が流れていく
走馬灯の風景の一部になるようなそんな気がした。
なんでもないのに、とっても幸せ。

夕食はおしゃべりしながら本格的に作る。
食は基本。エネルギーのもとだもの。
いいもの食べなきゃ。楽しく食べなきゃ。
かぼちゃとにんじんのスープ、朝取れたてのマグロのソテー
たまねぎとパセリのソース。ブロッコリー葉の炒め物
さつまいものバター蒸し。庭でとれたパパイヤ。
DVD を見たら、もう1時を回ってた。
せっかく素敵な一日の閉めなので、「ここぞ!」というとき見たかった
「オペラ座の怪人」を見る予定が、なんか動かない~。(←海賊版ではよくある話)
たまたまもう一個持ってたのが友達に借りてた
「American Pie2」
面白いけどさー、スペシャルな一日をしめるのに、アメリカンパイかーうーん。
せっかくスピーカーもセットして扇風機も用意して
照明もパーフェクトなホームシアターが完成してたので、
不本意ながらアメリカンパイ2を見た。
不本意ながら面白かった。
中途半端に男友達と見るには気恥ずかしいシーンが多いのが難。
爆笑3回。最後はほどよいハッピーエンド。ま、いいか。

プライスレスな土曜日。一週間の疲れをとるだけじゃなくて
これから一週間のエネルギーを作り出すこんな土曜日はいたって平凡。
そしていつも温かい。


at 23:23|PermalinkComments(0)

2005年05月27日

国連の無駄遣い

別に内部告発するつもりじゃないのよ、
なんだかなぁというつぶやき。

もう北朝鮮を除いて完全に崩壊したと思われた社会主義だけど、
ここ、国連は完全に社会主義じゃないか、と最近感じている。
営利目的じゃなくて、美しいポリシーの中で
ヌクヌクと仕事をしている。
営利追求せず、「人道」を目的に世界の国々の参加のもとに
なりたつ国際機関ってのは、理想としては美しい。
理念としては文句のつけようがない。
でも、「利益」というようなわかりやすい達成基準がないので
仕事の取り組みも変わってくる。「何千人の受益者」とか
「何トンの食糧援助」とか数字はだせるけど、
これって多ければ、「成果」ってわけじゃないし、
私たちってとどのつまり、私たちの存在を無意味にするために
働いているわけ。

お金がないオフィスは東奔西走してお金を集めないと
いいプロジェクトができない。
お金があるオフィスはプロジェクトがどんどんできる。
組織ならどこでもある、年度末の予算消化じゃないけれど、
必要性よりも可能性が先にたってプロジェクトが進むことって
あるのだね。
資本拡大を目的にしないで、
人道を理由に世界中の税金を使って何をしているか。
そりゃ、貧困撲滅、教育の徹底、衛生状態の改善
環境問題の緩和、紛争解決、平和維持、復興支援
漢字で並べていくと、あーはいはいはいもういいよと
いいたくなるよな真っ当な正論。

自分たちのふところから出るお金じゃないので
道楽息子の起業みたいに好きなことはできないのはあたりまえ。
ドナーの意思と世界情勢の形勢を鑑み、
適切なかたちでお金を使うことになってるんだけど、
津波が起きてからつくづく思うのは、
ものすごいお金が流れ込んできてて
本当に「緊急援助特需」に沸いている。

必要とあれば、最新の車も人材もコンピューターも衛生電話も
なんでもバンバン手に入る。
5人しかいなかったインターナショナルスタッフが200人近く来たり
「特別ミッション」とかってよその国からいろんな名目を掲げたプロフェッショナル
が次々来る。予算があるからいろんなことができる、というのがよくわかる
モノと人の流れ方。

そんなんでたまに地元の新聞に「国連はいかに無駄遣いをしているか!」
という告発記事が載ったりもするのだけれど、
歪んでるけど100%違わなくもない。
自己弁護じゃないけれど、いい仕事もしてるわけだけど
もうちょっとなんていうかお金の使い方に意識的になってもよかろうと
思う今日この頃。

ここ数日、気になることがあったんで
コロンボにメールでいろいろ意見を書いたりするんだけど、
(ボスに、みおは告発メールをよくだすねぇと笑っていわれたけど、
やば!そんなイメージできてたらやばい)
なんだかねぇやっぱり私みたいな小者が下でごにょごにょいっても
ぽいって排除されちゃいますね。
「貴重なコメントをありがとう。君の意見はよくわかります。でも・・・」
っていう扱いは丁寧だけど、あー真剣に聞いてないでしょ!っていうのり(苦笑)
緊急援助の初期に、あまりの効率の悪さに怒り心頭だったときに
仲のよいスタッフに「君の怒りはわかるけれど、
正当なことをいっても物事が変わらないどころか敵を増やすだけだから
しばらく黙っときなさい」といわれて、なんだかすごく納得した。

物事を変えたいのなら、しばらくオブザーブして上に食い込んで
力を持ってから初心に帰ってやらないといけないという長い道のり。
だいたい上に上り詰めていくにつれていろいろ甘い汁が吸えちゃったりするし、
自分の体力や気力も減ってきて、しかも組織の文化に慣れちゃって
なんか初心なんかどうでもよくなる、っていうのがありがちなシナリオ。
「現実」とか「政治」とかそんなのを理由に自分にうそぶくのって
最高にかっこ悪いと思うけれど、でもだからっていつも自分本位の正義感を
振り回しているわけにもいかないのが現状。
宣伝カーでがなりたてるのは、自己満足にはなるかもしれないけれど
やっぱり物事を変えるには、我慢をしながら中にいつづけないと駄目だ。

我慢なんていってるけど、なんだかんだいっても
うちのオフィスはみんなとても親身になって一生懸命働くよい人たちが多い。
人間的に魅力的な人が多くて、働く環境としてはこれ以上のものは
望めないと思う。コロンボもよかったし、アンパラも、ゴールもいい。
よく大きなオフィスで聞くような足のひっぱりあいとか悪口の言い合いとか
そういう大人の汚い関係もないし。

でも、なんていうかな
あーもどかしーなーいっちゃいたいけどこういうのって守秘義務に
反するっていうんだよね、オフィス内のことペラペラしゃべるのって。
我慢我慢。守るものができるっていうのはめんどうくさいものもあるけれど、
逆にだからこちらも安心して仕事ができるわけだし。

ということで私も怒り!とかむかつき!とかそういう突発的な感情を
オブラートにくるんでさらっとつたえる術も身に着けつつある。
大人の階段を一歩一歩上がってる?
でもやっぱり変だなって思うことにはちゃんとアドレナリンが発散する
瞬発力のある体は維持しておきたいと思う。
それを抑える忍耐力も必須。

社会人になってからのほうがまともに勉強する、って本当だね。



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2005年05月26日

today's bloomberg new..

http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=10000080&sid=ae35y3y3.b3o#

ミーハーだってのは100も承知ですが、ちょっと奥さん!奥さん!
見てよ見てよのメンタリティーで登場です。
前のノルウェーの新聞はデカデカと出たけど、問題発言含みで、
っていうか私の意図する発言をまげて載せられてメディアの毒の洗礼を受けまして、
ってか問題になったなぁ、ま、ググッてあの記事が出るおかげで
私の地震後の生存を確認した人がいるってのが棚からボタモチ。
ま、それに比べるとこれは普通。でもちょっと嬉しい。
ブルームバークっていったらちょっぴり文化人の香り。あはは、
とか笑っちゃだめですね。おほほ(←ばか)


at 23:58|PermalinkComments(0)

春の人事異動

ほんの数週間前、すごく昔仲良くしてた子から
「アドレス帳の登録をお願いします」というメールが来た。
最近よくあるSNS(ソーシャルネットワークサービス)に近いんだけど
これはただのアドレスや電話番号の個人情報をインターネット上で
一括管理するフリーソフトらしい。やってみたら、かなり便利ではある。
その連絡をしてきた彼女とは一時期は「私らもしかしてつきあってる?!」
ってなくらいの頻度であってた友達で、最近は彼女は順当にお嫁さんになってしまい
なにかがきっかけか覚えてないけれどちょっと交信が途絶えていた、
よくあるタイプの「昔からの友達」、でなつかしいので登録してみた。

よく規約を読んでなかったんですね、(マニュアルとか、そういうのほとんど読まんので)
ただの登録するつもりがなんだか私のホットメールに登録されているアカウント全部に
「アドレス登録依頼」が行っちゃったみたいですね。あいたたた。
怪我の功名で昔ちょっぴり気になってたりした人から連絡がきて「あらま(はーと)」
みたいなのや、すごーく懐かしい友達が連絡してくれたりする嬉しい副産物もあれば、
全く未練のない昔つきあった人とか(あいたたた)、
猫の去勢の相談を何回かした病院とか
名前を聞いてもだれだかさっぱりわかんない人もいて、
ホットメールの登録が気がつけば500も越してたのでそういうこともあるかなと
思いながら、軽く「あ~あ、やっちまった」感強し。
登録を受けてくれた人、連絡をくれた人ありがとう。

「僕(私)はこういうのやんないんで」と前置きした上で
ちゃんと現状報告のメールをくれる人あり。
うん、個人情報の濫用が社会的にも問題になりつつある今はこういうのはよくわかる。
ポリシーがあるってのは尊重できるもの。
すごーいがっかりしたのが、一人まぁまぁ昔仲良かった部類にはいらなくもない男の子、
「こういうメール送ってきて失礼じゃありませんか?」みたいなえらーく慇懃無礼なメールで
まぁこっちも本意じゃないのはいえ、「マナーをわきまえてください、
こういうウィルスのようなものは送らないで下さい」って言われたらさー
え?それだけ?近況報告とかなし?久しぶりなのに糾弾のみ?
そうか、時代は流れているのだなぁ。
昔からの友達がいつまでも友達ってわけじゃないのか、
という冷たい現実にちょっぴり向き合ったりする。
あやまってみたけど、私は本来感情的にホットな人間なので
しばらくプスプスしていた。
私がウィルス送るような人間に見える!?と
近くにいた友に客観的に感想をもらったところ、
「意図的じゃなくて、ミスで配っちゃうことはやりかねない」といわれた。
なかなか的をついている(←関心している場合ではない)
復活する友あり、淘汰される友あり。
普段の生活でもどんどん人事異動ってあるけど
たいていが自然消滅っていうかフェイドアウトしていく。
最近はいろいろ便利になったので友情の維持がらくちんですね。
でも最低限のメンテナンスはやっぱり必要。
私も変わるもの、あなたも変わるように。
アドレスだけじゃなくて、もっと大切なものが。
そういうの、友達だったら知っておきたいのよね。
教えてあげたいし。

ところで、特に熱心にやっていなかったGreeだけれど、
なんだかいろいろ機能がパワーアップしてて面白いことになっている。
変化とか違うものがでることに、警戒するのはありだけど、
私は基本的に新しいことにはいつもオープンでいたい。
自分がしっかりしていれば、帰るところがちゃんとあれば、
あら、おかしいなっと思ったらすぐ抜けることができるもの。

日本語の環境が整ってなかったので返事が滞ってますけれど、
ちゃんと返事だしますね。

今日は3ヶ月ぶりにカタリーナにあった。彼女はタイに行ってたのだよね、
津波のあと。今週の日曜日からは南米に5ヶ月間の旅をするらしい。
家族を作るまえに世界を見に行きたい、願望を行動に移しちゃう彼女はすごいけど、
(私より3つ上で結婚10年目)それを許してスポンサーまでしちゃう夫のマイクがすごい。
度量の桁違いに広いいい男っているもんだなぁ、と感心したら
「でもマイクは私のものだからね」って…わかってますって(笑)

世界はどんどん広くなって便利になっている、
でもやっぱり人間関係はきちんとリアリティでつむいでいくのが基本だね。



at 21:26|PermalinkComments(0)

2005年05月25日

別れと人生

今日はなんにも関係がない二人の友人のことを話したい。

一人。ポール、もう4年前になるのだなぁ。
ピースボートに通訳として乗ったときに
知り合った長身の少年のようなオーストラリア人。
翻したロングコートがすごいさまになるかっこよさと
すごい勢いで楽しそうにしゃべる顔が今も記憶に新しい。
18日にバイクの事故で亡くなった。

もう一人。パトリック。つい先週まで一緒に働いたロジのオフィサー。
永遠にビールが飲めて誰でもわけ隔てなく友達になれるアンゴラ人。
ゴールに着てから知り合ったから一緒にいた時間としてはほんの
数週間なんだけど、なんだか古くからの友人のような錯覚がする。
16日にアンゴラに帰国した。

人生は別れと出会いのくり返しだっていうけれど、
さよならだけが人生さ、なんていう人もいるけれど、

別れに慣れることなんてきっとない。

過ごした時間がキラキラしていればしているほど
なくなったあとの喪失感に胸につまる。
人は人の中で生かされている。生きている。

ポールとはピースボート終わってからは2回しか会わなかったけれど
いつも自由で軽やかで自分に素直でかわいい人だった。
毎年会わなくても、会えばいつも楽しいそんな友達だった。
いろんな人からポールの事故についてのメールが来て、
私もその場にいたよ!と記憶の中枢を突く懐かしい写真なんか添付してあると
もう戻らない過去に 胸がきゅーっとつかまれる
これから会えない笑顔の写真が 涙でにじむ

人生ってこんなに突然に終わってしまうものなのだ。
こんなに元気で、楽しい、愉快で、愛される人が。
ピースボートに乗ったときにまだ1歳いくかいかなかった彼の息子が
なんだかちゃんと少年になっていた。
劇的な恋愛をして幸せな暮らしをしてることも聞いていた。
時間は着々と進んで、あっという間に彼を連れて行ってしまった。

人生って、こんなに突発的で予定外なものなんだ。

なくなったポールとただ国に帰ったパトリックを一緒に語るのは
ちょっと筋が違う気がするのだけれど、
別れの二つのかたちが同時期に起きて、
私もちょっと凹んでいる。

今日は一週間ぶりに各地域の倉庫を回った。
ゴールのは先日いってたけれど、ハンバントタとマータラは私は始めての視察。
津波当初どこでもカオスだった倉庫が
ワークショップをくりかえして、倉庫のスタッフとミーティングを
くりかえすことで今は本当にオーガナイズされた立派な倉庫になっている。
そこに山積みになっている食糧もきっと嬉しいだろう。
どこにいっても
「パトリックは?」って聞かれる。
みんながパトリックのことを、「いいやつだったなー」
「いつ会えるかな」と思っている。
彼はきっとすぐにスリランカに戻ってくることはないし、
倉庫で働く彼らがよその国でパトリックに会うことも限りなくゼロに近い。
それでも、再会を願わずにいられないのが
友なんだと思う。
誰とも分け隔てなく楽しくつきあうパトリックが
ゴールに残していった置き土産を今日はたっぷり味わうことになった。

生きるというのは、自分が何を得たかよりも何を残していけるかなんだと思う。
お金じゃなくて、愛と達成した何か。

きれいな倉庫を見るたびに人はパトリックを思い出すだろうし
成長した息子を見て、人はポールを思い出す。
楽しい時間は終わっても、楽しかった記憶は終わらない。
人生は続く。生きている限りね。

パトリックとはまた会えるけど、ポールとはもう会えない。
でも一つだけ言えるのは
人は愛した人のことはそこにいなくても決して忘れない。

ポールが安らかに眠れますように。
パトリックにまた会えますように。

at 22:58|PermalinkComments(3)

2005年05月23日

way to enlightenment

Probably those three days in Mountain, I talked less than 10 minutes
if I accumulated all the talks. Well done.

On the way back from the mountain, because I could not get TukTuk
(three wheeler), I climbed down the mountain. 15 minuts TukTuk ride means
40 minutes walk! Now being out of the meditation centre,
I switch my mobile on....three minutes later
I received call from my office staff regarding of the next week schedule.
Welcome back to reality. Good bye to my convent life.
The electronic peeping of mobile sounds really vulgar after sheer silence day.

On the way back, I set the dinner with my friends, and talked with
my neighbor what was our holiday like.
When I was back to home, my house mate was about to eat nice
chiken roll..and for some reason or another, he got one for me. impressive.
Yes, I am dead hungry!
We opened two bottle of white wine, talked about our holiday.
Now, my friend came to pick us up....went to hotel to meet up the
bunch of others and had great dinner.

oh well, way to enlightenment is too far away.
I do not have any regret that I am happily stepping into
my real society, but I will continue my inside journey...yes,
but I will not stop drinking beer, I will not keep my mouth shot.
They are my very important part of my life.
Without being stoic, I will try to step forward.

Will see how it goes....!

at 23:59|PermalinkComments(0)

悟りへの道

おそらくこの3日間、合計しても10分しゃべってないだろう自分。
よくやった。

帰りがけ、3輪車がなかったので、歩いて山を降りた。
行き3輪で15分かかったってことは、40分の道のり。よいエクササイズ。
瞑想センターも出たし、携帯にスイッチいれたら、3分もしないで
オフィスのスタッフから来週の予定についての電話が!
現実が戻ってきたよ~。修道生活さようなら。.
しばらく静寂の中にいて、久々に携帯の電子音聞くと、俗悪だ。

友達から電話がかかってきたので、ディナーを食べることにする。
おいしいもの食べたいし!バスの隣の男の子と休日はどうだったーとか
仕事はどうだーとかたわいもない話をする。久しぶりに他人と会話をした実感。
家に帰ったら、同居人が今からチキンラップを食べるところ。
あつあつのほかほか。で、どういう風の吹き回しか、私の分も買ってあった。
ちょっと感動。
二人で白ワインを2本空けたところで、友達がピックアップに来た。
3人でホテルに向かって他の友達に合流して、豪華なディナーの始まり!

悟りへの道はまだまだ遠そう。というより目指してない。
今の現実結構気に入っている、素敵な友達、おいしいワイン。
もちろん、自分のうちを探る旅も続けるつもりだけれど、
ビールもワインも飲んじゃうし、私に黙れといいなさんなってところかな。
人生の重要なファクターだもの。

禁欲的にならず、人間的に成長する、ってのが目標。
まぁ見てて下さいな。

at 23:58|PermalinkComments(0)

2005年05月22日

meditation magic

Second day started at 4:45. Yeah, really morning.

Schedule is like this:
4:45 wake up
5:00-6:00 morning meditation
6:00-6:30 tea
6:30-7:30 yoga
7:30-8:00 breakfast
8:00-9:15 working meditation
9:30-11:00 group meditation
11:00-12:00 nature meditation
12:00- noon lunch
12:00-14:30 Library and rest
14:30-16:00 group meditation
16:00-16:30 tea
16:30-17:30 yoga
17:30- 18:30 nature meditation
18:30-19:30 chanting meditation
19:30-20:00 snack
20:00-21:30 discussion

gfull course of meditation, meditation, meditation!!!
The most important rule throughout the days is;
we are all requested to keep silence during the day.(all day)
First day, I saw Asian looking woman, so I smiled and said "hi"
she just smiled but did not reply. yes, i learned I am not
supposed to even greet. We have to taste silence.
only 16:00-16:30, tea time allows right speech, but for "right" topic,
of course, you can not ask nice gentleman if he is single,
we simply talk about our life, meaning of meditation in whisper voice.
In this tranquil mountain, making noise seems to be guilt.
Concentrate now, mind your thinking....

What I learned today was
1. There are voices of the nature. It is not just sound, but voice with will.
The sun-set was marberous, just no word to express, but I hear
sounds to invite sun to down, wind, bird, air, tree, many have voice,
seriously.
2. If you keep quiet and continue to recognize what you are doing,
YOU CAN CLEARLY TASTE OF THE FOOD BETTER.
menu is very shabby, so to say, porriage, peanut, banana as breakfast,
nice vegetalian lunch, but you can see the richness of the vegetable...

oh yeah, I am on my way to enlightenment, eh?
When I asked the teacher, what is the impact of the continuous meditation,
his answer is
"You can control your emotion" "you can see yourself clearly"
rather simple, but convincing word. still to be honest,
sitting in dark room to meditation is almost to suffering, but even one day
and half, I can see the difference. Oh well, I am kind of susceptible person.


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